マンガ・コミックス

2012年7月19日 (木)

江口寿史「ストップ!!ひばりくん!」完結 レアミクス・コミックス版

7月18日(水)に発売された「ストップ!!ひばりくん!」(小学館クリエイティブ500円。)
レアミクス・コミックス版も3巻目で、無事に完結となった。

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今回も朝イチで、駅前に本日(7/18)オープンしたセブンイレブンに行ったらば売り切れ。仕方がないので、隣のサンクスで無事に購入。

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この巻も新たに描き足しされたバージョンで、やはりこのシリーズは、「コンプリートエディション」版の廉価版という位置付けの本なのだな。(予想どおり、最終巻の「ボツ原稿21Pボーナストラック」が収録されていなかった。)

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衝撃の出会い!!の巻/プールサイドはドキドキ気分!の巻/恋のトライアングル!!の巻
※装丁がオシャレなので、なんか新刊みたいな感じがするのは不思議。

小学館クリエイティブのHPをチェックすると、”これから出る本”として、「すすめ!!パイレーツ」がラインナップされていた。2012年9月12日・10月17日発売。各590円+税。

表紙は、さすがに描き下ろしじゃないだろうなぁ。小学館クリエイティブさん攻めるなぁ~。パイレーツは、たぶん分厚いのが4巻、このぶんじゃ「エイジ」も出るね、きっと。

それよりも早く、「キャラ者」4巻が読みたいぃ~。いつになったら発売になるのだぁー。
※コンビニ版は、プレミアついてるみたい。スゴイなぁ。

■本日のクイズデリバリー(★)No.125
日本相撲協会の公式キャラクターで、赤鷲をライバルに持ち大鳥部屋に所属しているメインキャラクターの力士の名前は何でしょう?

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2012年7月15日 (日)

鳥山明 脚本に参加!!17年ぶりの新作映画「ドラゴンボールZ」公開

とうとう謎の「D」の正体が判明した。

鳥山明先生の大ヒットマンガ「ドラゴンボール」の完全新作劇場版アニメ「ドラゴンボールZ」が2013年3月30日に全国の劇場にて公開されることが14日発売の「週刊少年ジャンプ」(集英社)NO.33で発表された。

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■少年ジャンプHP 謎の「D」が話題

数日前から話題を呼んでいた「週刊少年ジャンプ」のサイトトップに掲出された「D」の文字。そこには、「最強、始動。」というフレーズと7月14日に明らかになるというカウントダウンの時計が表示されていた。
シルエットは、いかにもDBの神龍(シェンロン)で、続編ブームに乗って「ドラゴンボール」の連載が開始されるのか?という期待感もわずかながら抱いていたが、いずれにせよ新作が描かれるのは嬉しい。

ワタシも「ドラゴンボール」は好きで、ジャンプコミックス全42巻、完全版全34冊を揃えるほどのフリークだ。ついでにいえば鳥山明先生のファンクラブである「鳥山明保存会」にも入会していたぐらいのファンなのだ。※現在は解散して存在しない。でも、「ドラゴンボール」でいえば格闘系よりも、連載開始当初のボール集めの方がワクワクしながら読めて好きだったなぁ。

「ドラゴンボールZ」の劇場版が制作されるのは17年ぶりで、今作が18作目。

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■空白の10年が描かれる

劇場アニメ化されるのは、アニメシリーズの「ドラゴンボールZ」と「ドラゴンボールGT」の間となるエピソード。原作の517話「大団円 そして…」で魔人ブウとの戦いが終わった後、518話「そして10年後」までの空白の10年間に起こった出来事が初めて描かれることとなる。
クリリンやピッコロ、べジータなど、おなじみのキャラクターも総出演。スピンオフではないドラゴンボールのストーリーが誕生することになる。

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オリジナルストーリーが展開され、アニメ版としては鳥山先生が初めて脚本に協力。

劇場版アニメ「ドラゴンボールZ」の監督は、アニメ「デジモンクロスウォーズ」「遊☆戯☆王 デュエルモンスターズ」を手がけた細田雅弘。脚本は、映画「GANTZ」「20世紀少年」シリーズの渡辺雄介が担当。美術監督は、アニメ「新世紀エヴァンゲリオン」の加藤浩が担当。作画監督はこれまでも「ドラゴンボール」シリーズを手がけてきた山室直儀が担当する。

7月14日に発売された週刊少年ジャンプ33号(集英社)には、鳥山明先生のコメントを掲載。

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■鳥山明先生のコメント
珍しく、というより初めてアニメーションに脚本の段階から
深く関わらせてもらいました。
なにしろ久しぶりだったので忘れていることも多かったのですが、
さすが原作者、すぐにテンポだけは思い出すことができました。
今回の映画は、オリジナルの雰囲気はそのままに、
ほんの少しだけ味付けを現代風にして、
昔どおりの楽しい娯楽作品になると思います!

■東京駅「JUMP SHOP」に展示されている鳥山明先生のメッセージ
鳥山明先生の人気マンガ「ドラゴンボール」と「Dr.スランプ」の主人公が東日本大震災の被災者へエールを送る応援メッセージ。

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【ドラゴンボール】
「ドラゴンボール」は、週刊少年ジャンプにて1984年から1995年までの約10年にわたり連載。コミックスの発行部数は国内のみで約1億5000万部を誇る大ヒット作。単行本は24カ国語に翻訳され、全世界発行部数2億3000万部を記録する。
1986年からはフジテレビ系にてアニメ放送をスタート。89~96年に「ドラゴンボールZ」、96~97年に「ドラゴンボールGT」を放送。09~11年には「ドラゴンボールZ」をリメークしたデジタルリマスター再編集版となる「ドラゴンボール改」が放送された。タイトルを変え、約11年間にわたり放送。11年間の平均視聴率は20%を超えた。
劇場版アニメは、86年の「ドラゴンボール 神龍の伝説」をはじめ17作品が公開された。

■本日のクイズデリバリー(★)No.123
サンスクリット語で石を意味するもので「虹の宝石」とも呼ばれる10月の誕生石といったら何でしょう?

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2012年7月14日 (土)

「となりのトトロ」続編「めいとこねこバス」@ジブリ美術館

今夜(7/13)の金曜ロードショーは、「となりのトトロ」だった。

1988年に映画館で公開されてから、実に24年もの年月が経過しているにも関わらず、毎回、高視聴率を獲得している人気作品である。

続編を作らないことで知られるスタジオジブリなのだが、このトトロに関しては、唯一の例外というか続編(スピンオフ)が存在しているのをご存知だろうか。

個人的には、映画「となりのトトロ」の続編を熱望したい作品である。

続編があったとしたらという勝手な妄想なのだが、サツキとメイが大人になり、母になりトトロと再会というベタな展開にするのか、全く別のキャラクターとのふれあいにするのかは意見が分かれるかもしれないが、想像する分には楽しい。

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話がそれてしまったが、続編というのは、「三鷹の森ジブリ美術館」のなかでしか公開上映していない「めいとこねこバス」(14分)という短編作品がそれにあたる。

プロデューサー鈴木敏夫、原作・脚本・監督、宮崎駿。音楽、久石譲。メイの声を坂本千夏が引き続き担当。2002年から公開されている。

「土星座」と名付けられたわずか80席のミニシアター。常に満席状態で階段の通路にも、こどもたちがちょこんと座って鑑賞するスタイル。(カワイイつくりで場内はとてもキレイ)

※毎月、上映される映画(ジブリ・オリジナル短編アニメ)が固定されており、ここしばらくは上映の予定がないみたいだが、ローテーションで回ってくる機会を待つしかない。

また、ここで上映された短編作品のDVD化の予定はなく、ここでしか観られない作品というこだわりがあるそうだ。(裏を返せば、何でも手に入る便利な時代だが、ここに足を運ばなければ観られないものもあるというコンセプトらしい。)

ストーリーは、メイがつむじ風と出会い、その正体がこねこバス。 キャラメルをあげて仲良くなる……というお話。(内容があってないようなものなので、過剰な期待はしないで続きが観られたぐらいの気楽な感覚のほうが楽しめる。)

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ワタシも何度か、公開されるタイミングを調べてジブリ美術館のチケット(完全予約制)を取り、こどもと一緒に足を運んでいる。ぜひ機会があれば観に行かれて欲しいと思う。

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■昨日の正解No.122【アミアン大聖堂・(ノートルダム大聖堂)も可】
アミアン大司教の「より荘厳により神々しく」という号令のもとに建設される。1288年には塔以外の主要部分がほぼ完成。建物中央交差部の高さ112mの尖塔は、1529年に完成した。全長145m。身廊天上高42.3m。ゴシック様式とは、天上世界を目指し、天井の高さと光を追求した様式。1981年に世界遺産(文化遺産)に登録。聖堂のなかでも最も芸術的な完成度が高く最も美しく、かつ、最も壮大なるモニュメントと称されている。

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2012年7月12日 (木)

江口寿史×HKTさしこTシャツ!! 最終日「30T」Tシャツ展2012@吉祥寺

何かが起こる予感が漂う「30T」Tシャツ展の最終日(7月11日)に参戦してきた。

さて、この30T展。Tシャツが完売となってしまった先生もいて、会期の終盤には貴重な手描きTシャツ(一点もの)が並ぶという驚愕の展開になった。

青木俊直先生、山田雨月先生、窪之内英策先生、上條淳士先生、江口寿史先生などの手描きTシャツが登場となった。
※結局、大友克洋先生の手描きTは一点のみ。(落札額は11万円。打ち上げ会場から先生が直接、落札者に電話をされたとのこと。)

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■オークションについて思うこと

こういってはなんだが、今回の30T展、大友先生だけを特別扱いというのは、正直どうなのかなと思った。(個人的な意見なので、「ワタシはこう思ったよ」ということを述べたい。)

まず、このオークションという方式では、実質お金持ちだけにしか購入の権利がない。(しかも期間中に会場を訪れた人だけという限定された制限もあった。)

常識的に考えれば、こどもたちや学生などは、最初から対象外の扱いだ。

今回、30Tの入場にあたっては年齢制限がなく、こどもから大人まで幅広く、様々な世代が訪れている。
ファンに年齢は関係がないハズなのに、オークションというシステムでは、お金を持っていない層は問題外として除外されている。これは、あまりにも配慮に欠けた行為であったと思うのだ。

まだ、その場にいた者たちでのジャンケン大会で、権利を獲得という方が平和的な解決だったような気がする。なにしろ、初日に日程を合わせ、長時間Tシャツの到着を待って待機していた人がたくさんいたのだ。
(そもそも事前の発表が全くなかったのが、混乱や誤解を生んだ原因だと思う。)

もちろん、「手描きの一点もので、芸術的な価値がある」のは充分理解している。

だが、今回はチャリティーを謳ったイベントではないのだから、高値をつけたものだけが購入出来るというシステムの発表には、ホントに失望させられた。(まだ、チャリティーという趣旨ならば賛同もできるし、寄付につながる社会貢献として高額になっても納得がいくだろう。)

※もしくは、展示だけの非売品扱いにするべきだったと思う。

個人的な思案なのだが、先生が設定した価格(会期終了まで非公開)に、一番近い金額だった人に購入権という近似値方式というのも面白かったのではないかなと思った。
(これならば全員が参加出来るカタチになり、落札出来るかもしれないという可能性を持てる。ファンは、ワクワクした楽しみを最終日まで持つことが出来るだろう。)

※同じ人物の複数の入札を防ぐためにTシャツ1枚購入につき1枚、入札用紙を配布すれば問題はないと思われる。(他人のTシャツを買わなければならないが、そもそも最初から該当者がTシャツを販売すれば問題のないことなのだ。)

Tシャツは、誰にでも気軽に着られる身近な存在のハズだ。

自分がデザインしたものをたくさんの人に着て貰ってなおかつ気に入って貰えれば、それだけで充分役目を果たしている。だいいち、それがTシャツ本来の目的の利用価値なのだと思う。少なくてもワタシが提供する側だったら、そう考えるのだけどね。(生意気いってスイマセン。)
高額なTシャツをひとりだけに提供という、夢もユーモアもない販売形式はつまらなかった。(着る人を選ぶTシャツって、どうなんだろうって心底思ったよ。高級ブランド服じゃあるまいし。)

クリエイターの方には、どんなカタチであれ夢を与える存在であって欲しいと願うのだ。

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■30T展・最終日
会場は、最終日ならではの熱気が溢れていた。場内・外も常に人でいっぱい。レアな手描きTシャツをGETしたいという方々の気合が伝わってくる。

■15:30窪之内英策先生ジャンケン大会。×5点(4点が3000円、1点が10000円)

先生は、前日(Tシャツ執筆中に)画材を買いに、わざわざ横浜から新宿の世界堂まで足を運ぶというチカラの入れよう。1枚でも多く喜んでもらおうというファン思いの心使いには、胸をうたれるばかりで、感服させられました。

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窪之内英策先生①(10000円)

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窪之内英策先生②(3000円)

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窪之内英策先生③(3000円)

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窪之内英策先生④(3000円)

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窪之内英策先生⑤(3000円)
ツイッターで随時、状況を報告して下さる先生の体調面が心配になってしまうほどの根の詰め方は、痛いほどファンのみなさんに伝わったと思います。徹夜続きの手描き作業ごくろうさまでした。(ファンの方へのサインも魂込めて、ひとつひとつ丁寧に描かれていたのも非常に印象に残りました。)

■16:00江口寿史先生ジャンケン大会。2点セット(HKTさしこ+購入権者の似顔絵で10000円)

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まさかのHKTさしこTシャツが登場!!(手描き3枚の予定が間に合わなかったとのこと)
手描きTシャツに関しては、デザインなどが全く不明で様々な憶測が流れたが、ある意味このデザインはサプライズである。さしこファンにはたまらないTシャツだろう。

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白熱のジャンケン大会が繰り広げられ男性が権利を獲得。

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わずか5分ほどでサラサラッと描き上げられ完成。

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■16:30上條淳士先生ジャンケン大会。×3点。

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①7000円。

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②(中沢しのぶ先生とのコラボT)15000円。

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③(井上正治先生とのコラボ)15000円。
上條淳士先生も熱いハートの持ち主で、撤収・搬出作業が全て終了したのを見届けてから、誰もいなくなった会場の外の路上で、待たせていたファンの方にサインを描き始めていた。(行列は、凄い人数が並んでいた。)※コレは、一番最後の出来事である。

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※ファンの方には「撤収が終わったらサインをするので、それまで待ってて」という話で了解を取っていた。(先生の凄いところは、気さくにファンの胸元に刺さるような質問をして下さるトコロ。一般人にそんなこと聞いてどうするんですか?という何気ない質問なのだが、ファンとしては同じ目線での会話が成立するので、嬉しいだろうなと思う。)

ついでにいうと、昨年はTシャツが品切れで何度も足を運んだファンの方に直接、先生から電話で入荷連絡をして下さったという涙モノの出来事もあったと聞く。
”情熱にあふれたオットコ前な先生なのだな”と感激させられた。

■30T・2012終了

ジャンケン大会は、各回どれも20名くらいの参加者で、盛り上がっていた。

今回、特に驚くようなサプライズというのはなかった気がする。(終了後に、30TのDMハガキとチラシなどが希望者に振舞われたぐらい。)

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とにかく大盛況で、終了してもギャラリーの周囲には、サイン会の列で人が溢れて賑わっていた。
30Tに参加していないマンガ家さんやクリエイターの方々なども訪れていて、まるで業界のパーティのような豪華さ。

■↓30T展で参加された先生方の舞台裏が楽しめるツイッターでのまとめ。
30T - 2012 http://togetter.com/li/332043

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コレは、超レアな先生たちの寄せ書きTシャツ。

バタバタと撤収作業が始まり、売上をその場で、手渡しする風景もなかなか面白かった。※ひとりずつ名前を呼ばれ、封筒を手渡されていた(笑)。
18時前には、完全撤収され、先生たちは吉祥寺駅前の居酒屋「はなの舞」に消えていった。(まだ飲んでいるかも!?)

短い期間でしたが、30Tに参加された先生方、おつかれさまでした。”夏の風物詩”として定着しつつあるこのイベント、また来年の開催も期待してお待ちしております。

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■昨日の正解No.121【ドトールコーヒー】
「ドトール」(doutor ドウトール)とはポルトガル語で「医者・博士」を意味する。(英語の「doctor」に相当。)創業者の鳥羽博道(とばひろみち)がブラジルのコーヒー農園で働いていたときの下宿先がサンパウロの「ドトール・ピント・フェライス通り85番地」。ピント・フェライスは、ブラジルの法学界に大きな貢献をした法学博士である。ブラジルでの修行の日々を忘れないために、その通りの名から「ドトール」を採って社名に冠した。そこには「自分こそが日本のコーヒー博士になる」という気概が込められていたという。

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2012年7月 7日 (土)

江口寿史先生 Tシャツコレクション

といっても3枚しか持っていない(笑)

まずは、昨年の氣志團の対バンスタイルGIGシリーズ「極東ロックンロール・ハイスクール  ももクロちゃんに逢えちゃうよぉ~♡ ウレPギャ~ス!!」を記念したツアーTシャツ。

@SHIBUYA-AX(10/11)N○Kでの打ち合わせをちょこっと抜けて、買いに行ったのを思い出す。氣志團ファンと、ももクロちゃんファンが並ぶなか購入した。(凄い行列だったなぁ。)

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氣志團×ももいろクローバーZ×江口寿史コラボTシャツ(3000円)
※手描きの文字は、すべて江口先生の直筆だそうだ。

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■tone展Tシャツ。
ブラック・ホワイト・ライトブルーの3色展開。(3675円)
(あまりの人気で、このライトブルーの色が版下元で在庫切れ、再発注にも時間がかかった。)
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鮮やかなライトブルーがホントに綺麗。

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ワタシは、自分の目で確認して購入したかったので、メール注文はしなかったクチ。

30T開催の前日に、ギャラリ-に電話確認をしたら、まさかの展開でお取り置きに成功。(在庫があるようだったので、30Tで販売予定があるのかという問い合わせをさせて頂いた。ご好意で、在庫を予約させて頂くことになった。)

今回のワニTは、7日(土)で、用意されていた200枚が全て完売。
8日(日)から、このtone展Tシャツが会場販売されている。在庫は43点。

しかし、9日(月)で、この在庫分まで完売。※引き続きギャラリーでメール注文が可能とのこと。
11日(水)の最終日は、江口先生の手描きTシャツが3点登場するとのこと。なんてこったい。い、行きたいぃ~。ほ、欲しいぃ~。スケジュール調整をバタバタとあがいてみる。

■今回が最後(?)のワニT
そして今回の30Tシャツ。ブラック・ホワイト・ヘザーグレーの3色展開。

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もはや、伝説の存在になりつつある白いワニTシャツ。(3500円)。

※開場前に周囲のひとと話していたら、「白いワニって何ですか?」と、マジ顔で聞かれた。さすがにジェネレーションギャップを感じる。(↓コンビニ版4巻P40参照。)

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コンビニ版「ストップ!!ひばりくん!」3巻(158P)には、Tシャツコレクションが掲載。

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こないだマンガを読み返してて、”コレまた作って欲しいなぁ”と思ったデザインがあった。※「ストップ!!ひばりくん!」コンプリートエディション3巻(P303参照)

■幻のデザイン
30T会場で、江口先生に「寿スタジオ」のTシャツをリクエストしておきました。

文字ロゴだけのシンプルなタイプ。なんかセンス良くて「Tシャツ版として復刻して欲しいなぁ」と思ったのだ。(コレは、1982年に読者プレゼントで100人分用意されたオリジナルトレーナー。)冷静に考えると、コレは30年前のデザイン。なのにいまでも斬新さを感じる。
個人的には、バックプリント好きなので、小さいワニのワンポイントがあると嬉しい。(妄想なので、気にしないでおくれ。)

来年の30Tで、登場するのか?期待して待ちたい。

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■本日のクイズデリバリー(★★)No.119
江戸時代の看板で、ノコギリは大工道具屋、将棋の駒の形は質屋を表したという看板や文字表現のことを総称して何と呼ぶでしょう?

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2012年7月 6日 (金)

「30T」Tシャツ展2012@吉祥寺に参戦!!

昨年のリベンジを果たすべく、今年はスケジュールをばっちりと調整して、吉祥寺の30T展に参戦してきた。(昨年は、初日でほぼお目当てのTシャツが完売し、惨敗だった。)

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オ-プンの1時間前に到着。既に先客がチラホラといて、列に加わる。ほとんどの方が大友克洋先生目当てで来場されたようだった。(開場前の室内を覗くと、大友先生のTシャツは飾られていない。)

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12時のオ-プン間近では、さらに列が伸び40~50人ほどに膨れ上がっていた。
トラブルで定時から5分遅れの開場。入場規制などがなく、一斉に全員が入場したため会場内は、アッという間に大混雑。

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みなさん、お目当てのマンガ家さんのTシャツを目指し、まっしぐら。どこに配置されているか事前のアナウンスがなかったため、場内は右往左往のごったがえし。
(今回は、場内の照明が少し暗く、あまりの混雑ぶりに詳細なチェックが出来なかった。)

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あまりの混雑ぶりに、じっくりとTシャツを観察する余裕がない。
Tシャツは2500~5500円くらいで、3500円という値段が平均的な価格。

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バーゲンセール以上の混雑ぶりのなか、ワタシも江口寿史先生のワニTシャツ(ヘザーグレー、3500円。)をGET。
他に白・黒の3タイプ。江口先生のTシャツは200枚用意されているそうだ。

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江口先生も開場後に訪れ、Tシャツが汗でびっしょりになるほど、裏方に徹されていた。
ウワサ(?)の黒社長も現れ、昨年の白ワニTを着用されていた。(ワニのバックプリントがカワイイ。今年のものは残念ながらバックプリントがなかった。)
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寺田克也先生のデザインもカッコ良かったので、ゲット(3500円)。

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特に人気が殺到していたのが、上條淳士先生(4000円)と窪之内英策先生(4500円)のTシャツ。
これは瞬殺で、柄違い、サイズ違いなどのバージョンは、ほぼ選べない状態だった。(そこだけ群れが膨らんで、取り敢えず手にとれたものを買うといった感じ。)

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上條淳士先生「SEX」Tシャツ(4000円)※コレは、バックプリント。

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中山泰先生のは、レコードタイプの豪華なスペシャルBOX仕様。デカジャケCD2曲入りのナイアガラT(3000円)。

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「論寒牛男」の大滝詠一オリジナルバージョンとHONESTYカバーバージョン。オリジナルポスターも封入。ラングラーとのコラボTシャツでマニア垂涎のTシャツ。白・黒の2タイプ。

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江口先生も、そのセンスを絶賛する湯村輝彦先生T(3500円)。

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今回の展示の仕方は、オシャレな感じ。手前から関善之先生(今回も豆本付きのおまけあり。)、BLUEBERRY CHEESECAKE先生(5500円)。大地丙太郎先生のTシャツ(3000円)が並ぶ。

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井筒啓之先生のデザインTシャツ。

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いしかわじゅん先生のTシャツ(2800円)。

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村田らむ先生のデザインT(3000円)もパンクな感じで、カッコ良かった。

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デザイン違いの黒Tシャツもあり。きっと、ロック好きにはたまらないハズ。

ただ、今回はあの大友克洋先生の参戦で、期待するファンが大勢待機していた。
ファンから会場側に予約(名前・連絡先を記入し、Tシャツ代を前金で支払うので、後日、完成したら発送して欲しい)を提案したが、頑として却下された。

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なにしろ、前日までの情報ではTシャツは未完成とのことで、開場しても「入荷待ち中!!!」という札があるだけの寂しい状態。

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15時ちょい前に、大友先生が自転車で登場。
手描きの一点ものを届けに来たとのことで、ファンもざわめく。

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みんなにお披露目されたあと、このTシャツだけは、異例の(サイレント)オークションにかけられることに。※Tシャツには、小さな缶バッチがついているデザイン。

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希望者は、購入金額を書いて投票し、期間終了後に最高額だった人に購入の権利があるというシステム。(例えば10万円と書いて落札した場合、次点が5万円だったとしても、10万円で購入しなければならない。)
会場に詰めかけたファンは、みんなガッカリと落ち込む。みなさんTシャツが買えることを期待していたので、その心情は理解出来る。

大友先生によれば、もう一点ほど手描きで描かれる予定とのこと。
わずか10分ほどで、会場をあとにされてしまったが、お話が出来たり、写真も撮って頂いたのでそれだけで、充分満足だった。

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今回は、青木俊直先生が会場内全体をうまく統率していて、テキパキと対処していたのが印象に残った。レジには、サカイシヤスシ先生、中沢しのぶ先生などが会計を担当されていた。

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山田雨月先生は、気さくにお客の誰とでもフレンドリ-に会話されていてスゴイなぁと関心。ショップ店員さんだったのですかというぐらいの接客上手だった。(女性の先生たちのTシャツは、やはり同性向きに作られており、SやMサイズくらいまでのものが中心に揃えられていた。)
※会計に並ぶ方の列が凄く女性先生のTシャツ写真があまり撮れなかった。

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ワタシも窪之内英策先生のTシャツを購入。(ロボットのデザインに一目惚れ、4500円。原画をカラープリントしたイラスト4枚のおまけ付き。)※コレも瞬殺でなくなった。

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14時30分すぎに窪之内先生が登場。
直筆のイラスト&サインを頂く。会場内で即席のサイン会が始まり、急遽整理券まで発行される人気ぶり。※まさかのクーラー故障で、室内は蒸し風呂状態に。

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上條淳士先生も15時すぎに登場。自ら商品を補充すると、ファンとお話したり写真撮影やサインにも応じて下さった。(感激して号泣する女性ファンの方もいた。)
今回は、フロント部分は2タイプ。この上半身裸のものと女子高生制服のもの。カラーはベージュ、ブルー、グリーン、オレンジなどがあった。

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これのバックプリントはこれ(NIKE靴)。

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おまけ、ポストカードが2枚(今回のデザインのイラスト。)

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ワタシも便乗して写真を撮って頂いたのだが、熱い握手をして下さり感激してしまう。
窪之内先生もそうなのだが、ビジュアルがまるでロッカー。マンガ家さんで、これだけカッコイイのには驚いた。

かすかな期待を抱いていた大友先生のTシャツが買えないのが、分かったのでここで離脱。赤坂方面の収録時間が迫っていたので、ダッシュで会場をあとにした。

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たぶん、最終日11日の終了間際は、何かサプライズ(嬉しいハプニング?)がある予感。

※昨年は、Tシャツの原画を100円で販売(先生との全体ジャンケンの勝者が購入権)という嬉しい大盤振る舞いがあった。(でも、何も起こらなくても、怒らないでおくれ。)

サービス精神旺盛な先生たちは、ノリで何かをしてくれる期待値は、高いと思う。

予想以上にTシャツを買ってしまったが、初日ならではの勢いを体感出来たので大満足のイベントだった。また来年もぜひ、30Tの開催を期待したい。

こう書くと、もう終わってしまった感が強いが、Tシャツ展は、まだまだ始まったばかりなので、ぜひお気に入りのTシャツを探しに足を運んでみて。

あ、あとサイン帳やスケッチブックなどを持っていけば良かったなぁと後悔。みなさん気軽にファンの方にサインをされていたので、これから行かれる方は、要検討。(ペンを持参すれば、憧れの先生が使った貴重なお宝になるので、忘れずに。)

↓30Tに参加されている先生たちの舞台裏が覗ける感じで、かなり楽しい(≧∇≦)。

30T - 2012http://togetter.com/li/332043

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■Tシャツ展「30T」2012

江口寿史が主催する「30人のクリエイターによるTシャツ展[30T]」が、7月5日から7月11日にかけて東京・吉祥寺のリベストギャラリー創で開催。

マンガ家をはじめ、イラストレーター、デザイナーら30名が参加するこのイベント。それぞれがデザインしたオリジナルTシャツが展示販売される。好評を博した昨年に引き続き、今夏も開催されることが決定した。今年は大友克洋、寺田克也、湯村輝彦ら新メンバーも加わり、マンガ家は計18名が出展する。

日時:2012年7月5日(木)~7月11日(水) 12:00~18:00(最終日は17:00まで)
会場:吉祥寺リベストギャラリー創
住所:東京都武蔵野市吉祥寺東町1-1-19
電話:0422-22-6615

出展者:江口寿史、青木俊直、いしかわじゅん、泉晴紀、井上正治、大友克洋、上條淳士、窪之内英策、田村信、村田らむ、池沢理美、斉木久美子、さべあのま、鈴木志保、やまだないと、山田雨月、久住昌之、寺田克也、大地丙太郎、井筒啓之、大塚朗、中山泰、BLUEBERRY CHEESECAKE、湯村輝彦、サカイシヤスシ、立花満、関善之、中田舞子、西野直樹、中沢しのぶ

1点もののTシャツも用意されるため、買い逃しにはご注意を。

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■昨日の正解No.118【ニホンカモシカ】
1972年、日中国交正常化の際、日本に初めて贈られたパンダ(カンカン・ランラン)のお礼として、翌年の1973年、中国に特別天然記念物のニホンカモシカ(雌・雄一頭ずつ)とフンボルトペンギンが贈られた。北京動物園に行った二頭のカモシカは「太郎」と「辰子」という名が付いていた。またペンギンは、中国初ということで大人気となった。

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2012年6月28日 (木)

「新宝島」復刻版 手塚治虫 小学館クリエイティブ

「新寳島」は、昭和22年(1947年)4月1日に育英出版から発行された。
当時は、40万部も刷られたとのことだったが、現代でその存在が確認出来る本はごくごくわずかで、数百万円のプレミア価格が設定されているという伝説のマンガ本なのである。

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この復刻版が発売されたのが、2009年3月のことだったので、初版から実に62年ぶりの快挙となった。

この作品は、手塚治虫作品の単行本デビュー作(実際には違う)として知られる幻の作品なのである。ワタシがこの作品の存在を知ったのは、藤子不二雄の自伝まんが「まんが道」でのことだった。

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「まんが道」では、学生時代にふたりがこの「新寳島」に出会って衝撃を受けるシーンが描写されている。その作品に大きく影響され、漫画家としての手塚治虫を意識したものとは、どんな作品なのだろうかと、とても興味を持ったものだ。
ただ、残念ながら「新寳島」という作品は”幻のマンガ本”とされ、どんな内容なのかという詳細さえわからないまま月日は流れていった。だが、そんなことさえ忘れかけていたときに「新宝島」に巡り会う機会は、突然訪れた。

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1984年、手塚治虫漫画全集281として「新宝島」(講談社)が発売され、ついに幻の本を手に取ることができた。
しかし、過剰な期待や妄想を抱いていたせいか、現代の漫画事情と比較してしまうと、「物足りなさが残った」というのが正直な感想である。

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確かに、発売当時はセンセーショナルな絵柄やスピード感で、読者に衝撃を与えたのかもしれないが、「なるほどね」といった感想以上の言葉はなかった。
巻末には、”「新宝島」改訂版刊行のいきさつ”として、手塚先生の言葉で、改訂した経緯を説明されていたが、当時はもともとの原版を読んだことがなかったので、正直、コトの重大さをあまり把握出来ないままだった。

あれから25年という歳月が経ち、偶然に書店で「新寳島」復刻版を見つけて、迷わず購入。復刻版の表紙は、紛れもない”あの憧れ続けた表紙”で、それだけで感激してしまったほどだ。

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■復刻版と漫画全集版の違い

復刻版を再読して、改めて漫画全集版とを読み比べてみたら、両者の違いに愕然とさせられる。

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復刻版は、デビュー間もないということもあってか、絵柄はやはりディズニー映画に影響を受けたタッチになっているのが特徴的。セリフの文字は、手書きで書き込まれていて、当時の時代背景をも感じ取れる。

書き直した全集版はといえば、やはり卓越した熟練のタッチで描かれ、セリフ文字も写植なので圧倒的に読みやすかった。

内容も、作者が当初描いていたイメージに近い作品ということで、当時のマンガ作品としては異例の完成度だったということが容易に推測できる。

内容的には、やはり”リメークした”全集版の方に軍配があがるだろう。

両者を読み比べてから、改めてこの全集の「あとがき」を読むと、当時は理解出来なかった手塚先生の執筆当時の思いや構想を知ることができ、結局、”自身が思い描いていた作品にはならなかった”という無念の思いを感じ取ることが出来る。

■復刻に抵抗した手塚治虫の真意

手塚先生は「新寳島」を漫画全集に加えることを、最後まで抵抗されていたとのことだったが、この「あとがき」を読んで、その真意が痛いほど伝わってきた。

ファンの心境からすれば、なぜあんな有名な作品を復刻することを嫌がっていたのかが、当時は理解出来なかった。だが、復刻版を読んでみて、手塚先生の真意を理解できたような気がするのだ。

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復刻版のもととなった当時の作品の背景には、たくさんのドラマが詰まっている。
と、同時にたくさんの幸運と不幸な出来事が重なったゆえの”事件”だったのだろうと思える。

※「新寳島」に関しては、すでにたくさんの研究がなされているので、ここでは詳細には触れないものとする。

原作は、酒井七馬が担当。この草案をもとに、手塚がワラ半紙に250ページもの原稿を書き上げる。

しかし、単行本では190ページが限度ということで、酒井が話の前後に関係なく、勝手に60ページをカット。この他にも、セリフの変更や書き文字の付け足し、キャラクターの顔を変更するなど手塚に一切の相談もなく、作者の意思とは無関係に修正が行われた。(このことが大きく関係して、「自分の作品とはいえない」との認識だった。)

※これが復刻版のラストシーン。まだ続きのシーンが存在していたのに、島を去る場面を勝手にラストシーンにされている。

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また、当時の未熟な製版技術にも問題点があり、これが復刻版への大きな障害となっていたのは、間違いないのないところだろう。

当時の原稿製版は、版下が原稿を自分でトレース版にひきうつしてオフセット版を作るのが習わし。下手くそな版下だと、原稿をめちゃくちゃにしてしまい、目も当てられないひどい線の作品が出版される。手塚先生によれば、描き版の技術は最低で、手抜きでいい加減にひきうつしされたため、もとの原稿とはかけ離れた絵になっていた、とのこと。

結局、納得のいかない絵(版下)を復刻されることに容認出来ない原因は、ここにもあり、全集では、新たにリメークした「新宝島」を描き上げることになった。

この復刻版を読まなければ、この一連の出来事に気づかないまま見過ごしていたと思うと、やはり、この復刻版の出版された意義は大きいものであったといえる。ぜひ、手塚ファンならびに、マンガフリークの方は、両者の比べ読みを実践して欲しいと思う。

※こちらは、リメークした全集のラストーシーン。

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■昨日の正解No.114【ポーポイズ(ポーポイジング)現象】

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名称は、ネズミイルカ(porpoise)が海面を上下するように泳ぐ様子に由来。自動車や船舶、航空機などでもこの現象が確認されている。2009年3月23日に成田空港で発生した フェデラルエクスプレス80便着陸に失敗し、炎上した事故は、このポーポイズ現象とウインドシアが重なったための事故という可能性が指摘されている。

※ウインドシア(wind shear)とは、大気中の垂直(鉛直)方向または水平方向の異なる2点間で風向や風速が劇的に異なること。ウインドシアは、あくまでも風の名前ではなく風の状態である。 それも、ある地点における風の状態ではなく風の状態のこと。それも、ある地点における風の状態ではなく、移動中の物体などにおける観測上の風の状態である。

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2012年6月14日 (木)

江口寿史「WORKs」画集 貴重な直筆サイン本!!

古い話で恐縮なのだが、話は2010年12月にさかのぼる。

この時期、吉祥寺の画廊「リベストギャラリー創」で、江口寿史さんとオザワミカさんによる「江口寿史×オザワミカ2人展『reply』」が開催(12月9日~15日)されていた。

初日に、迷って買い逃してしまった「WORKs」の画集欲しさに、はるばる最終日に再訪(12/15)したのだが、あいにく画集は売り切れていた。(そりゃそうだ。)

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江口先生に泣きつくと、先生からたまたま会場に居合わせた出版社の方を紹介して頂き、在庫を探して下さるとのご好意に甘えさせてもらった。

連絡先を伝え、翌日には「在庫を確保しました」と丁寧なご連絡を頂く。

この後、本はいったん先生の元へ送られ、サインを入れたあとに出版社に送り返されてワタシのもとに届けられるという経緯があった。

実際に到着したのは、12月28日のこと。わずか2週間あまりの迅速な対応で、本当に小学館クリエイティブさんには感謝している。

在庫連絡の際には、「本に一部シミのような汚れがあるのですが、これでもいいですか?」との確認があった。当時は完売で、どこを探しても在庫がない状態だったので、もちろんふたつ返事で快諾。(当時、Amazonでは、最安値でも3万円近い値段が付けられていた。)

なんでも、編集の方のお話では、「WORKs」は印刷費用にコストがかかりすぎて、なかなか簡単に増刷は出来ないとのことだった。

が、この半年後の2011年6月に見事に重版され、第2版が発売された。
※先生のtwitter情報によれば「重版には、何ヶ所かの誤植に修正を加え、印刷ミスがあったものも全て修正してある」とのこと。ムムムッ、買い直さなければならないのかぁー。

■貴重な直筆サイン

佐川急便によって届けられた本をワクワクしながら、中身を確認していくと……。本編8ページの余白に、見事なまでの江口先生直筆のイラストが描かれていた。

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江口先生のサインはもちろん、ワタシの名前までも綺麗に書かれていて、しばし感激に浸ってしまう。しばらくじっと、そのページばかりをかみしめるように眺めていた。

本の内容も素晴らしかった。

画集としては、6冊目となるが質、量ともにこれまでで一番バラエティに富みイラスト以外の仕事も網羅されていて貴重な本となっている。

13年間の集大成ということで、イラストを単品で見かけることはあっても、これだけまとめて見られる機会はそうそうないので、画集はやはりありがたい。
時代ごとの変遷や微妙なタッチの違いなど、全体的に江口ワールドが展開され、不思議な統一感を感じられる。ぜひ、ファンなら迷わず購入して欲しい。

驚いたのは、未使用のイラストも掲載されていたこと。このイラストは、もう終了してしまった「未来創造堂」(日本テレビ系)という番組用に描かれたものだという。

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実際に番組で使用されることはなく、幻のイラストとなっていた。実は、ワタシの後輩が作家で関わっていた番組だったので、どういうことだったのか真相を確かめてみたい。

イラストだけでなく、Tシャツや他のデザイン関係の写真なども満載。30T展も楽しみだ。

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tone展で、展示されていたおなじみのイラストも数点掲載されている。

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■画業30周年記念出版「WORKS」

漫画家であり、また人気イラストレーターである著者が、1995年から現在に至るまでの13年間に描いた、イラストワークスの集大成。

【出版年月日】2008/10/15
【判型・ページ数】A4変・240ページ
【定価】3,400円+税
【発行】小学館クリエイティブ

サイン本について、この場を借りて改めてお礼を申し上げます。江口先生を始め、小学館クリエイティブの方には尽力をつくして頂き、本当に感謝しております。その節はありがとうございました!我が家の大切な家宝にさせていただきます。

■ストップ!!ひばりくん!第2巻発売

6月13日(水)に発売された「ストップ!!ひばりくん!」(小学館クリエイティブ500円。Amazonだと、このコンビニ版は背表紙に書かれている「レアミクス・コミックス」という表記になっていた。)

実は、朝イチで近所のコンビニに行ったら売り切れていて、ちょっとばかり焦った。顔なじみのおねいさん店員によれば、深夜に入荷するなり、たちまち完売になったらしい。ファンとしては、なんか嬉しい出来事だった。

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さて、この巻に収録されている「Jの告白」などは、コンプリートエディション版と同様に書き足しされたバージョンであることを確認。

来月(7/18)発売の3巻目で完結予定ということは、やはりこのシリーズは、コンプリートエディション版の廉価版なのだと確信した。(1巻目だけでは判別出来なかった。)

そして、3巻目のページ数が288ページ(予定)ということは、最終巻の「ボツ原稿21Pボーナストラック」が収録されない可能性が高いとみた。(※先ちゃんの4コママンガも収録されていないので、そこで差別化を測っているのかな。)

それにしても相変わらずオシャレな装丁だなぁ(←お気に入り)。




■昨日の正解No.107【エルメス】

エルメス社の母体になったのは、ティエリー・エルメス(Thierry Hermès, 1801年 - 1878年)が1837年にパリに開いた馬具工房である。ナポレオン3世やロシア皇帝などを顧客として発展した。

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「ボリード」は、ケリーやバーキンよりも古く1923年に誕生、ファスナーの装備が世界で初めて採用されたバッグ。

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豊富な色使いの「エブリン」は、H型のパンチングでお馴染みの定番ショルダー。

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「ピコタン」は、荷を運ぶ牛馬にあげるエサを入れる袋がもともとの由来、そのため手頃な大きさのトートバックになっている。

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「フールトゥ」は布地バッグ。

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「エールライン」耐久性のある丈夫なナイロンキャンパス。

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2012年6月12日 (火)

「UTOPIA 最後の世界大戦」復刻版 足塚不二雄 小学館クリエイティブ

「UTOPIA 最後の世界大戦」の復刻版が発売されている。

さて、足塚不二雄と聞いて、いったいどれだけの人が分かるだろうか?マンガフリークの方以外では難しい問題だったかもしれない。

実は、デビュー当時の藤子不二雄のペンネームで、尊敬するマンガ家の手塚治虫の足元に及ぶようにとの意味合いを込めて、命名したもの。不二雄は、手塚作品を多く出版していた不二書房に憧れがあり、そこから不二雄をもらったと言われている。

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藤子不二雄の幻とも言える単行本デビュー作がこの「UTOPIA 最後の世界大戦」なのである。昭和28年に鶴書房という出版社から発行された初版本を完全復刻したという藤子マニアが待望していた究極の稀覯本だ。

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この作品が復刻されるのはこれが3回目となるが、今回の特筆すべき点は、初版の形では初の完全復刻となるというところだ。
※過去に2回復刻されているが、それは他作家のカップリング作品がはずされ、勝手に付け加えられた「ラスト1コマ」が削除されたものだった。

この作品の存在を知ったのは、少年キングに連載されていた藤子不二雄の自伝マンガ「まんが道」でのことだった。(個人的には、この作品が好きで連載時にリアルタイムで読んでいた。もちろん全巻揃えて熟読するくらいハマった。)

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その作品のなかに、この「UTOPIA 最後の世界大戦」が登場し、ぜひ作品を読んでみたいという好奇心を掻き立てられていた。

■UTOPIA復刻ラインナップ

1981年、たまたま運良く、早稲田の現代マンガ図書館からのDMハガキで最初の復刻版が発売されることを知り、親に頼み込んで買ってもらった記憶がある。※当時、ワタシは小学6年生。

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これは単品での発売ではなく、「日本名作漫画館(SF編)第一部」1千部限定として4冊セットのなかに組み込まれていた。

第1部【足塚不二雄/UTOPIA 最後の世界大戦、松下井知夫/新バクダットの盗賊、大城のぼる/愉快な鉄工所、小松崎茂/火星王国】

価格は、たぶん1万5千円くらいで、他の3冊は近所の友達にあげてしまった。今思えばずいぶん勿体無いことをしたものだと後悔している。 

過去に復刻された本も全て所持している。初めて復刻されたのは1981年5月5日に名著刊行会から発行されたもの。
ただ、このときの復刻版は、書き下ろしのカバーが藤子・F先生自ら新調されており、カバーを外すと鶴書房時代の扉絵となっている。※原本のカバーイラストは大城のぼる。

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藤子不二雄ランド(FFランド)版は、この作品2回目の復刻にあたり、FFランドの最終巻を飾るNo.301として、1991年に出版された。
各巻の口絵部分に印刷物のセル画が付けられていて、本書ではそのセル画部分で原本のカバーイラストが再現されている。また、最終巻と言う事もあって、当時既にコンビ解消されていた藤子A・F両先生の寄稿文が巻末に並んで収録されている。

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ちなみに、今年の9月、第13回配本(最終配本)にも「藤子・F・不二雄大全集」の第3期で、「UTOPIA 最後の世界大戦」の発売(9/25)が予定されている。※デビュー作の「天使の玉ちゃん」もこの本に収録される予定。

■UTOPIAあれこれ

鶴書房の初版本は現在、数冊だけ現存し、「開運!なんでも鑑定団」(テレビ東京系)の2010年8月10日放送分においては、鶴書房版に300万円の鑑定額がついた。※オークションでは、400万円で取引されたという逸話がある。

「FRIDAY」2011.9/16号に掲載された藤子(A)先生のインタビューによると、「出版社から10冊送られてきて、5冊ずつ分けて残りの4冊はお世話になった人に配った」とのことだった。※「まんが道」では、包装を解いたら1冊しかなかったが、実際には出版社側から配慮されていたのだと知る。

作者の藤子不二雄(A)先生は、引越し時にこの鶴書房版を紛失されてしまったということで本人さえ、持っていないという超プレミアな本なのである。

最初の復刻に当たって解体された原本は、作家の小松左京が所有していたもの。今回の3回目の復刻に関しては、松本零士が所持している鶴書房版の原本を元にして完全復刻版が刊行された。

■藤子不二雄の出発点となった幻の単行本

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豪華な箱付きで、中身は『UTOPIA 最後の世界大戦』の本体、「UTOPIA読本」、ロボットの「ペーパークラフト」がセットとして収められている。
今回の復刻は、原本に忠実に「最後の一コマ」と、カップリングで収録されている漫画「覆面団」(作者は、中島利行)までもがキチンと復刻。

最初の単行本刊行(1953年)時の状態そのままの完全復刻と言う事で、これまでの復刻とは一線を化して資料的にも非常に貴重な出版物となっている。

この本の最大のポイントは、これまで2回の復刻版ではカットされていたというラストシーン(1コマ)が収録されている点だろう。

重ね重ね繰り返すが、発売当時の鶴書房版「UTOPIA」では、奥付け用に開けていたスペースに、勝手に別作家の手が加えられ、違うタッチのラスト1コマが挿入されていたのだ。(※下記の左が名著刊行会版、右がFFランド版で、ともにラストコマが意図的に削除されている。)

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印象的なラストシーンにしたいと頭を絞って描いたであろう最後の1コマのあとに、別の作家のまるでタッチの違う1コマが付け足され、ラストのセリフで作品が全てぶち壊されたようなイメージが残ってしまう。(藤子・F・不二雄先生の自宅に保管されていた本のラストシーンのコマには、大きなバッテンが書き込まれていたという。)

これに関しては、ご自身の目で確認されるべきだと思うので、ここでは詳細に触れないことにした。

とにかくこの本を復刻してくれた小学館クリエイティブには、感謝してもしきれない。幻の作品をこのようなカタチで手にすることが出来て、夢のようである。ぜひ、この名作を後世に語り継いでいければと切に願うばかりだ。

■UTOPIA最後の世界大戦

1953年に鶴書房が出版した、藤子不二雄の最初で最後の描き下ろし単行本。足塚不二雄名義で描かれ、富山から上京して複数の出版社に持ち込んだが採用されず、手塚治虫の紹介で同社で単行本化が決まった。しかし、表紙を大城のぼるが執筆し、他のマンガ家の作品とのカップリングで出版されたために、その後2度の復刻では藤子が新たに表紙を描き、カップリング作品は外した形でオリジナル通りではなかった。今回は、松本零士が保存していた原本などを元に本文2色を忠実に再現した完全復刻が実現した。

第3次世界大戦でS連邦が使った「氷素爆弾」により凍りついた地球。シェルターに閉じ込められ100年後に蘇った少年が見たのは、氷素爆弾の被害から立ち直り、科学文明の発達したユートピアとして再建された地球だった。終末SFとして現代にも通じる名作。

【出版年月日】2011/08/29
【判型・ページ数】B6・192ページ
【定価】3,800円+税
【発行】小学館クリエイティブ

★初回限定特典★

初版には、クラフトペーパーがついている。まだまだ探せば初版は手に入るハズ。

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付属の「UTOPIA読本」も32ページというボリュームで、松本零士や藤子不二雄A先生のインタビューなどが掲載され、本書を深く読み解く内容になっている。
本書で物語のヒントは、ハクスリーの小説「素晴らしい新世界」であったことも披露されている。(洗脳されていることに気づかない人々が暮らす社会を描いた作品。)
※本書には手を加えず、正呉表も敢えて掲載しているのが嬉しい。

名コンビの最初で最後の書き下ろしとなった「UTOPIA 最後の世界大戦」は、日本のSFコミック史に残る傑作のひとつである。

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■昨日の正解No.106【「ユートピア」】※上記は小説に登場するユートピア
トマス・モアの「ユートピア」は、「第1巻」「第2巻」「手紙」の3部構成。
元は大陸につながっていたが、建国者ユートパス1世によって切断され孤島となった。島の中の川はすべて改造されまっすぐな水路とされ島を一周しており、その中にさらに島がある。この海と川で二重に外界から守られた島がユートピア本土である。ユートピアには54の都市があり、各都市は1日で行き着ける距離に建設されている。都市には6千戸が所属し、計画的に町と田舎の住民の入れ替えが行われる。
ユートピアの反対語はディストピアと呼ばれる。H・G・ウェルズの「モダン・ユートピア」やハクスリーの「素晴らしい新世界」、ジョージ・オーウェルの「1984年」などが逆ユートピア(ディストピア小説)の代表的な作品として知られている。

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2012年5月16日 (水)

7度目の最新刊?「ストップ!!ひばりくん!」Paperback版発売!!

いつものように江口先生のTwitter をチェックしていたら、「ストップ!!ひばりくん!」のPaperback版(500円)が発売されることがわかった。

発売は5月16日、そう、つまりきょうである。

発売を知ったときの感想は「また出るの?」という驚き(笑)。
コンビニ版は以前にも出ていたので、「あっ、コンプリート・エディション版を出すのか?」とひとり勝手に納得していた。※たぶん違う。

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近所のコンビニに駆け込み早速購入。
パラパラと見た限り、とくに新たな仕掛けは何もなし。次の話の前ページは、ベタ墨で黒いページがあるだけ。巻数名がないので、続巻があるのかどうかわからないが、このページ数だとたぶん4巻まで出ると推測。新作など載るワケがないので、もはや楽しみは表紙のデザインのみ。

■集英社・ジャンプコミックス(1982年)

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■双葉社・完全版(1991年)

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■双葉社・文庫版(1995年)

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■集英社ジャンプリミックス・コンビニ版(2001年)

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■ホーム社・文庫版(2004年)

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■小学館クリエイティブ「コンプリート・エディション」(2009年)

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番外編(?)■「江口寿史の犬の日記、くさいはなし、その他の短篇」(KKベストセラーズ1999年)
事実上の最終回が一話だけ掲載。※この話はいままでどの本にも未収録だったので、ある意味貴重だった。その後、コンプリート・エディションに5P新たに描き足した最終回の完全版を収録、これにより27年の空白を経て完結を迎える。

番外編(?)■「江口寿史 JUMP WORKS 1 ストップ!! ひばりくん!」(集英社インターナショナル2005年)
表紙は、2005年版のひばりくんという本書用の書き下ろし。ひばりくん特集が満載。江口先生のインタビューも掲載。

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なんだかんだで全部持っているんだな、コレが。

個人的には、双葉社の完全版が一番のお気に入り。ハードカバーで装丁もオシャレ、豪華な感じがたまらない。
しかし、買うつもりはなくても、気づくと毎回買っているというこの現象はなんなんだろう。いしかわじゅんさんだったら「おまえのようなファンがいるからエグチが漫画を描かんのだ!!」と怒られそう(笑)

冷静に考えてみると、30年前の作品が新刊として発売されているということはスゴイことだと思う。絵柄も全然、時代を感じさせないし、新しいファンが開拓されるといいなぁ。

それにしても先生、ギネス記録でも狙っているんですか(笑)?

■本日のクイズデリバリー(★★)No.93
1971年、千代田線の「明治神宮前」駅の建設工事中に、ほぼ一頭分の化石が発掘されましたが、この化石の正体は何だったでしょう?

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